ものがたり『バガヴァッド・ギーター』第2話
ドゥルヨーダナ王子は軍師のドローナチャーリャ師に、続けて言いました。
「最高の師よ。
我が軍にもそうそうたる 秀れた武将たちがおります!
我が軍にもそうそうたる 秀れた武将たちがおります!
まず先生ご自身、ビーシュマ祖父、カルナ、クリパーチャーリャ、アシュワッターマー、ヴィカルナに
ソーマダッタの息子(ブーリシュラヴァー)、ジャヤドラタなどいずれ負け知らずの豪傑の方々です!
ソーマダッタの息子(ブーリシュラヴァー)、ジャヤドラタなどいずれ負け知らずの豪傑の方々です!
さらに、命を私たちにかけてくれている多くの勇士が勢ぞろいしています。
みな、色々な種類の武器を持ち、戦い慣れた者ばかりです。
(武力に秀でた)私たちのビーシュマ祖父が率いている我が軍は、
計り知れない強大さであります。
計り知れない強大さであります。
敵方のビーマが率いている(親戚の)パーンドゥ家の軍の
強さには限界があることでしょう!
強さには限界があることでしょう!
さあ、みなさん、
各自の持ち場をしっかりと守り、
各自の持ち場をしっかりと守り、
引率しているビーシュマ祖父を支えて下さい! 」
王子がそう言い終えると、
クル王家の勇敢な最長老ビーシュマ祖父は、獅子が吠える様に勇ましく、
ほら貝を戦場に高らかに吹き鳴らして、
ドゥルヨーダナ王子を喜ばせました。
それに続いて、敵味方、すべてのほら貝、角笛、 大鼓、ラッパ、笛などが、
競わぬばかりに威勢良く
各所で同時に鳴り響きます。
それはもう、耳をつんざくさわがしさであります。
…続きはまた明日。
(今日は1章7-13節まででした)
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