第52話:ナンダ・マハーラージャとヴァスデーヴァとの出会い(6):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
マハーラージャ・パリークシットよ。このようにナンダ・マハーラージャに歓迎されて、
ヴァスデーヴァは腰を降ろし、
自分の二人の息子のことを聞きました。
「あなたはずっと、いい年になるまで、
息子がなく、
希望を失いかけていた。
今、息子を得たということは、
大きな幸運の印だ。
私があなたに会えたことも
幸運だ。
この機会を得て、
私はまた生まれ変わったような
気がする。
この世界で、
親友やごく親しい親戚に会えるというのは、
非常に困難なことだ。
多くの板や棒があっても、
河の波の力で押し流されて
一緒にいることはできない。
同様に、私たちは、親友であり、
家族の一員であるが、
過去の行いと時の波の影響で
一緒にいることはできない。
ナンダ・マハーラージャよ。
あなたが友人たちと住んでいるところは、
牛や動物たちにとって、
好ましい森かい?
病気や不便なことはないことを望む。
その場所は、
水や牧草や植物で生い茂っているに違いない。」
…続きはまた明日。
(今日は10巻5章22-26節まででした)
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