第77話:悪魔トゥリナーヴァルタの殺害(15):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
最も驚くべきことは、
この無垢な子どもがラークサーサにより食べられようと
連れ去られてしまったにも関わらず、
殺されも、
怪我さえもしないでに戻ってきたことでした。
この悪魔は妬みを持ち、
残酷で、罪深かったので、
自身の罪深い行為のために殺されてしまいました。
これは自然の摂理です。
無垢な献身者は
いつも最高神である至上主に
個人的に保護されています。
そして、罪深い人物は
いつも罪深い生活により、
いつもひどい目にあいつづけるのです。
ナンダ・マハラージャと周りの人々は言いました。
「私たちはきっと、
遥かむかしから厳格な行い、
至上主の崇拝や
社会に対して道路や井戸を建造するなどの敬虔な活動や
寄付もしてきたに違いない。
その結果がこの男の子である。
この子は死に直面したにも関わらず、
帰還して親族一同に喜びを与えるのだから。」
…つづく
(10巻7章31-32節より)
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