第190話:ブラフマーの祈り(13):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
「私の愛しの主人よ。
あなたは物質存在へ何もなさらないにも関わらず、
この地上に降誕し、
あなたに服従している献身者の
恍惚的な様々な楽しみを拡大するために
物質的な生命と親しい関係を持っています。
人々はこのように言います。
『私はクリシュナの全てを知っている』
言いたい人にはそのように言わせておきましょう。
私が関与する場では
私はその話題について
多くを語りたいとは思いません。
主よ。
これらの話題をできるだけ多く
私に語らせてください。
あなたの富が及ぶとき
心、体、心が及ぶ範囲を
すべて超えることでしょう。
愛しのクリシュナよ。
私は卑しくもここから離れるお許しを頂きたく思います。
本当は、あなたこそすべてをご存知であり
ご覧になる御方です。
とりわけ、
あなたはすべての宇宙の主人であるのですが、
私はこの1つの宇宙をあなたに捧げます。」
…つづく
(10巻14章37-39節)
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