第220話:カーリヤ蛇を懲らしめる(6):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
至上なる主バララーマは、
超越的な知識の主人です。
主バララーマはこのように
ヴリンダーヴァナの住民たちが胸を痛めているのを見ても、
微笑むだけで何も言いませんでした。
なぜなら、主の
自分の弟の尋常ならざる力のことを
わかっていたからです。
住民たちは、ヤムナー川の岸辺に
最愛のクリシュナを探しに急ぎました。
彼らは道についたクリシュナの足跡を追いました。
足跡には人格を持った至上主独特の
印が刻まれています。
すべての牛飼いたちの主人である主クリシュナの足跡は、
蓮華の花、麦、象の引く車、雷、旗が
記されています。
...愛しの王、パリークシットよ。
牛の蹄の跡と共に道についた主の足跡を見て、
ヴリンダーヴァナの住民たちは
急ぎに急いだのでした。
…つづく
(10巻16章16-18節)
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