第236話:カーリヤ蛇を懲らしめる(22):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
カーリヤ蛇は、
首輪、宝石その他の価値ある宝石、
良い香りのするものと塗り香、
大きな蓮華の花の花輪とともに、
素晴らしい花輪を捧げて、
宇宙の主人を崇拝しました。
このように
ガルーダの紋章の旗を掲げる主を喜ばせ、
カーリヤ蛇は満足しました。
主に離席の許しを得て、
カーリヤは主の周りをまわって、
敬意を捧げました。
それから、
妻たち、友人たち、子どもたちを連れて、
海にある自分の島に向かいました。
カーリヤが去るとたちまち、
ヤムナー川はすぐに毒から解放され、甘露の水にあふれる元の状態に戻りました。
これは人格を持った至上主の慈悲により起こったことです。
主は主のリーラーを楽しむために、
人間のような姿で現れていたのです。
…つづく
(10巻16章65-67節:16章終わり)
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