第237話:カーリヤ蛇の歴史(1):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
クリシュナがいかに
カーリヤを懲らしめたかを
聞いて、
パリークシット王はたずねました。
「なぜカーリヤは、
蛇の住処であるラマナンダ島を離れたのですか?
なぜガルーダは彼だけを
敵対視したのですか?」
...シュカデーヴァ・ゴースワーミーは続けて答えて行きました。
...ガルーダに食べられないように、
蛇たちは前もって木の麓に捧げ物を
毎月奉納する手筈を整えていました。
...豪腕のパリークシット王よ。
そうして予定通り、
毎月各蛇は、
力強きヴィシュヌの乗り物(ガルーダ)に
捧げ物をするという義務を果たしていたのでした。
…つづく
(10巻17章1-3節)
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