第253話:主バララーマが悪魔プラランバを殺す(9):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』

主クリシュナは無敵であると思ったので、
まずはじめに、
悪魔(プラランバ)はすぐに、
乗客が降りる場所、
と決めていた場所から
はるか遠くにバララーマを運びました。

巨悪な悪魔が主バララーマを運ぶとき、
主はどっしりとしたスメル山と同じ重さになったので、
プラランバは急げませんでした。

次第に主は本当の姿をお見せになりました。
黄金の装飾品で飾られ、
輝きを放つ月を運ぶ雲のような
光り輝くお身体でした。

すきのような武器を持つ主バララーマは、
悪魔が空に少しずつ動いていくときに、
悪魔の巨大な体を見ました。

それは燃えるような目、
炎のような髪、
しかめた眉に届きそうな恐ろしい牙、
おののくような光りを放つ腕輪、
王冠、耳飾り。

主はこれを見て
ほんの少しだけ怖く思ったのでした。


…つづく
(10巻18章25-27節)

ヴェーダ占星術(Jyotish インド占星術)ラーデー・ラーデー :歌う瞑想 Bhajan:バッチフラワーレメディ

ヴェーダ占星術(インド占星術/Jyotish)は、5000年以上前からインドに伝わる 神秘的かつ深淵な運命の科学です。 心と魂の調和を目的に、 ・インドのバクティヨーガの聖地ヴリンダーヴァンで歌い継がれる瞑想(バジャーン) ・心と魂の調和により不調から解放されるバッチフラワーレメディ も行わせていただきます

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