第260話:森の大火を吸い込む(5):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
牛飼いの少年たちが目を開けると、
彼らと牛たちが
恐ろしい炎から助かっただけでなく、
バーンディーラの木が
完全に元どおりになっていて、
少年たちはびっくりしました。
牛飼いの少年たちが、
主の内的エネルギーの顕現である
主の神秘力により
森の火事から助かったとわかると、
少年たちは
「クリシュナは神様に違いない」
と考え始めました。
遅い昼下がりに、
主クリシュナはバララーマと一緒に
牛を連れて帰宅しました。
特別な方法で竹笛を吹いて、クリシュナは、
主の栄光を口ずさむ牛飼いの友だちの仲間たちと
一緒に村に戻ったのでした。
若いゴーピーたちは
ゴーヴィンダ(クリシュナ)が帰宅するのを見ると
大きな喜びに包まれました。
ほんの一瞬でさえ、主と離れることは
彼女たちにとっては何百年にも思えることでした。
…つづく
(10巻19章13-16節:19章おわり)
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