第294話:クリシュナが結婚前のゴーピーたちの服を盗む(7):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
主クリシュナは言いました。
「少女たちよ。
誓いを守ろうと、君たちは裸で沐浴してしまった。
それはまさに神々に対する無礼だよ。
君たちの罪を軽くするために、
君たちは頭の上に手を組んで礼を捧げるべきだ。
そうすれば下に着る服をを返してもらえるだろう。」
こうしてヴリンダーヴァの若き乙女たちは
主アチュタが彼女たちに語ったことをよく考えました。
そうしてその言葉を受け入れて、
裸で川に沐浴したことで
彼女たちの誓いが落ちたことを憂いました。
しかし、
彼女たちはその誓いを完全に果たしたいと
望みつづけていました。
主クリシュナは
すべての敬虔な活動の究極的な結果であるので、
彼女たちのすべての罪を完全に綺麗にして欲しい
と、主に敬意を捧げたのでした。
言われたように礼をするのをみて、
デーヴァキーの息子である人格を持った至上主は
彼女たちに服を返して、
彼女たちに憐れみを感じ、
その行動に満足をしました。
…つづく
(10巻22章19-21節)
0コメント