祝福されたブラーフマナの妻たち(6):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』第301話
牛飼いの少年たちは言いました。
「あなたに敬意を評します、
博識なるブラーフマナの奥様方よ。
どうか広い心で
私たちの言葉をお聞きください。
私たちは主クリシュナから
ここに送られて来ました。
主はここからさほど遠くないところ
を通ろうとしています。
主クリシュナは牛飼いの少年たちと主バララーマとともに、
牛を連れて遠くからやってきました。
主はとてもお腹が空いています。
だから主とその同行者は
何か食べ物をいただかなくてはなりません。」
ブラーフマナの妻たちは
いつもクリシュナに会いたくて堪りませんでした。
彼女たちの心が
主に関することに魅了されていたためです。
だから、主が来ると聞くや否や、
彼女たちは非常に興奮しました。
美味しく良い香りで満ちた
四種類の食べ物の入った大きな容器を持って、
すべての女性たちが愛しい人に会うために向かいました。
それはまさに、
川が海に向かって流れるようなものでした。
…つづく
(10巻23章16-18節)
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