クリシュナ、ゴーヴァルダナの丘を持ち上げる(10):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』第336話
すべての生きものが見守る中、
至上主は、ゴーヴァルダナの丘を、
前にあったのと全く同じ場所に下ろしました。
ヴリンダーヴァナのすべての住民たちは、
恍惚的な愛の情感で満たされました。
それぞれのクリシュナとの関係に応じて、
皆、クリシュナの元にやってきて、
クリシュナを出迎えました。
ある者は抱きしめ、
ある者は頭を下げるなどの
愛情表現をしました。
牛飼いの女性たちは、
ラッシー(ヨーグルトと水の混ざったもの)
と穂についたままの穀物をを尊敬の印として持ってきて、
皆、主に吉兆な祝福の雨を降らせたのです。
母ヤショーダー、母ローヒニー、
ナンダ・マハーラージャ、
剛力無双のバララーマらは
皆、クリシュナを抱きしめました。
愛に溢れて、皆、
クリシュナを祝福しました。
…つづく
(10巻25章28-30節)
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