他人と比べたくなったら
「人生のカラクリとカルマを知り、愛に生きるお手伝い」のラーデーラーデーです。おはようございます。通勤電車に乗ると、忙しなく我先歩く社会が見えます。ついつい人と比べるのが無意味、と分かりながら人と比べようとしている自分に気づいてしまう。
そんな時、インドヨーガの教典「バガヴァッド・ギーターのこの節に救われます。
「魂は五感で認識することはできない。
目に見えず、人知で想像も及ばぬもの。
目に見えず、人知で想像も及ばぬもの。
魂は常に変化しないものと知って、
肉体のために嘆き悲しむな。」
(「バガヴァッド・ギーター」2章25節)
そもそも私は誰か?というと、この肉体でも感覚でもなく、魂です。
魂には永遠で知性と至福に満ち、何も足りないものはない。全ての存在が魂です。
それを思い出せば、ああ低い次元に意識がいたなー、と、比べるのが無意味に自然と思えます。
インド料理屋ランチタイムに行くと、よく「ご飯は足りているか?」とお代わりを勧めに回ってきてくださいます。
インドの寺院で食事をしても「もっと食べるか?」とお代わりを勧めてくれます。
職場に身体の障がいをお持ちの方がいますが、仕事の量が変わることに誰もなんとも思いません。違いを受け入れているからです。
つまり、一人一人持って生まれたカルマが違う、肉体が違うので、できることできないことに違いがあるのは当たり前。
でも、魂の次元で考えたら、私たちは全て満たされているのです。
そのことをどうか忘れずに過ごせますように。
ラーデーラーデー!
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