魂の修練に必要な視点(BG3章37-41節)

至上者(バガヴァーン)答える。

 
アルジュナよ、それは欲望なのだ。

物質自然の激性から

物質の対象を楽しみたいという欲望

が発し、

それがやがて怒りに変わる。

それこそ真に恐ろしく、

すべてを飲み干してしまう。

この欲望こそ、

この世の大敵であると知れ。 


煙にまかれた火のように、

塵で曇った鏡のように、

子宮に包まれた胎児のように

生物は異なった程度の欲望に

覆われている。


アルジュナよ、

このように生物の純粋な知識は、 

欲望という天敵に覆われている。

この欲望は燃え盛る炎のように

心身を焼き、飽くことを知らない。


この欲望は

眼、耳、鼻、舌、皮膚の五感と

心と知性を住処とし、

本来の知識を覆い隠して

迷わせているのだ。 


バーラタ王の最もすぐれた子孫、

アルジュナよ。

 まず、自らの感覚を支配して、

知識と私への覚りを破壊しよう

とする この欲望を滅ぼすのだ。 


『バガヴァッド・ギーター』3章37-41節
人生のカラクリとカルマを知り、愛に生きるお手伝いのラーデーラーデーです。

今日は、いつもより少し長めに節を
紹介します。

昨日、海外からバクティヨーガをしている友人が来日し、
一緒に食事をしたのですが
彼女の純粋さと真っ直ぐな思いに
心が洗われた気がしています。

疑いなく、素直に、正直に。
さらりと自分の仕事を楽しそうにしています。

バランスが取れていて素晴らしいな、
と思いました。

この節から学ぶことは
ヴェーダやバクティを学ぶ、
つまり魂の知識を学ぶ時には
それなりに器の自助努力も必要
ということかと思います。

バクティヨーガは狭い道で
最後は1人で歩かなくてはいけない
ある本に書かれていました。

私たちが正しいと思ってきたこと
世の中で進められているもの

それが本当に魂を純粋にしてくれるのか
それとも、真理から遠ざけるのか。

一時的な情報、損得に左右されず
先代の皆様にならい、修練をしていきたいです。


ラーデーラーデー

ヴェーダ占星術(Jyotish インド占星術)ラーデー・ラーデー :歌う瞑想 Bhajan:バッチフラワーレメディ

ヴェーダ占星術(インド占星術/Jyotish)は、5000年以上前からインドに伝わる 神秘的かつ深淵な運命の科学です。 心と魂の調和を目的に、 ・インドのバクティヨーガの聖地ヴリンダーヴァンで歌い継がれる瞑想(バジャーン) ・心と魂の調和により不調から解放されるバッチフラワーレメディ も行わせていただきます

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