ものがたり『バガヴァッド・ギーター』第17話

至上主のクリシュナは、
戦場で苦悩する友人でもある
弟子のアルジュナに対して、
教えを授けています。

アルジュナはさらに、
クリシュナにたずねます。

「クリシュナよ。
見返りを求める行為よりも
自分の意識 を至上者(大いなる存在、クリシュナなど)に
結び付ける方がよいというのなら、

なぜ私に
このような恐ろしい戦いをせよ
と言われるのですか?

あなたがあいまいな言い方をするので、
私の心は戸惑っています。 

どれが私にとって最善の道なのか
どうかわかりやすく示して下さい。 」

至上者クリシュナは、
アルジュナの疑問に答えます。

「罪のないアルジュナよ。
先ほど話したが、
この世界で、自分の本当の姿、
を知るには二つの道がある。  

経験を通じた哲学や考え分析して
さとろうとする
知識の道(ギャーナ・ヨーガ)と

義務や行為の結果を
自分のためでなく至上主に
捧げる奉仕の道(カルマ・ヨーガ)

がある。

義務や仕事を避けて
何もしないでいても
しなければならない義務(カルマ)
から、あなたは解放されない。 

心が汚れた状態で、
出家したからといって
完成の境地に達するわけでもない。

自分が望む、望まないに関係なく、
身につけた物質自然の性質から
来る影響力によって、
私たちは一瞬たりとも
活動せずにはいられないのだ。」


…続きはまた明日。
(今日は3章1-5節まででした)


ヴェーダ占星術(Jyotish インド占星術)ラーデー・ラーデー :歌う瞑想 Bhajan:バッチフラワーレメディ

ヴェーダ占星術(インド占星術/Jyotish)は、5000年以上前からインドに伝わる 神秘的かつ深淵な運命の科学です。 心と魂の調和を目的に、 ・インドのバクティヨーガの聖地ヴリンダーヴァンで歌い継がれる瞑想(バジャーン) ・心と魂の調和により不調から解放されるバッチフラワーレメディ も行わせていただきます

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