第27話:クリシュナの降誕(3):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
ヴァスデーヴァが、
その並はずれた素晴らしい息子を見ると、
心底驚いてしまいました。
超越的な至福に包まれ、
心の中で、
1万頭の牛をブラーフマナに配ったほどでした。
...バーラタ王の子孫である、
パリークシット王よ。
ヴァスデーヴァは、
この子が、
至上主ナーラーヤナであるとわかったのです。
疑いもなくこう結論づけると、
恐れがなくなりました。
両手をついてお辞儀をして、
意識を集中させて
自然な影響力によって
その場を光輝で照らすその子に
祈りを捧げました。
...ヴァスデーヴァは言いました。
「 主よ。
あなたは、
物質存在を超えた至上主であり、
スーパーソウルです。
あなたの御姿は、
超越的な知識によって、
知ることができ、
そうして、
あなたを至上者なる最高主と
理解できます。
今、私は
あなたの立場を理解しました。
主よ。
あなたは
外的エネルギー(マーヤー)を駆使して、
はじめにこの物質界を創造した人物と同じです。
3つのグナ(質。サットヴァ・ラジャス・タマス)
で構成される
この世を創造した後、
あなたはそれとは関係ないもの
の中に入りました。」
…続きはまた明日。
(今日は10巻3章11-14節まででした)
0コメント