第62話:悪魔プータナーをこらしめる(9):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』

魔女プータナの母乳を吸ったので、
クリシュナは彼女を殺したあとすぐに
彼女を物質的な汚れから自由にしました。

彼女の罪の反動(カルマは自然に消え失せました。
それゆえに、
彼女の巨大な身体が焼かれる時に、
彼女の身体から発せられる香りは、アグルのお線香(インセンス)の
ようなよい香りがしました。

プータナは、
いつも人間の子供の血を求めていて、それでクリシュナを殺しにやってきました。
しかし、彼女は、
自分の胸を主に捧げたので、
最高のものを達成したのです。

 とするならば、
クリシュナに自然な愛情を持ち、
母親のように母乳を吸わせようとする人、
子供に何かあげようとする人は、何を得ることができるか、
それは言うまでもないことでしょう。

毒の混ざった母乳をあげて
最高の目的地にたどり着くのですから、
クリシュナに愛しいものを捧げるならば、
より優れた目的地に着くでしょう。

至上主クリシュナは、
いつも純粋に身を委ね捧げた者
のハートの奥底にいて
ブラフマーやシヴァなどのような偉大な方々から
祈りを捧げられています。

クリシュナがプータナーの身体を喜んで抱きしめ、
母乳を吸ったので、
彼女は魔女だったのもかかわらぅ、精神界で母親のような立場を得て最高の完成をしました。

だとするならば、
クリシュナに喜んでミルクを飲んでいる
雌牛や母親の立場はなんといったらよいでしょうか。


…続きはまた明日。
(今日は10巻6章34-38節まででした)


ヴェーダ占星術(Jyotish インド占星術)ラーデー・ラーデー :歌う瞑想 Bhajan:バッチフラワーレメディ

ヴェーダ占星術(インド占星術/Jyotish)は、5000年以上前からインドに伝わる 神秘的かつ深淵な運命の科学です。 心と魂の調和を目的に、 ・インドのバクティヨーガの聖地ヴリンダーヴァンで歌い継がれる瞑想(バジャーン) ・心と魂の調和により不調から解放されるバッチフラワーレメディ も行わせていただきます

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