第101話:主クリシュナが口で宇宙体を見せる (22):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
母ヤショーダーの大変な幸運を聞いて、
パリークシット・マハラージャは
シュカデーヴァ・ゴースワーミーに尋ねました。
「学識高きブラーフマナよ。
母ヤショーダーの母乳は、
人格を持った至上主により吸われた。過去にどんな敬虔な活動を、
彼女とナンダ・マハラージャはされ、そのような恍惚的な愛の完成を達することができたのですか?」
クリシュナは、
ヴァスデーヴァとデーヴァキーに
大変喜ばされたので、
2人の子供として降誕したのですが、
二人はクリシュナのおおらかな
子供としてのリーラーを楽しめませんでした。
そのリーラーは大変に素晴らしいので、
ただ語るだけで、
物質世界の汚れを克服できるものです。
しかしながら
ナンダ・マハラージャとヤショーダーは
心からそれらを楽しんだので、
2人の立場は常に
ヴァスデーヴァとデーヴァキーよりも優れているのです。
…つづく
(10巻8章46-47節より)
0コメント