第110話:母ヤショーダーが主クリシュナを縛る(7):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
母ヤショーダーは一生懸命に頑張り、全身が汗だくになり、
花や髪飾りが髪から落ちていました。
子どものクリシュナは
母がそのように疲労困憊しているのを見て、
慈悲深く彼女のために
縛られるのを受け入れました。
...マハラージャ・パリークシット王よ。
この全宇宙は威厳にあふれ、
シヴァ神、ブラフマー神、インドラ神のような素晴らしい神々が
人格を持った至上主の支配下にあります。
至上主は唯一の超越的な性質でありながら
主の信者の支配下に置かれます。
これが今クリシュナの
このリーラーで表されたのです。
ブラフマー神、シヴァ神、
この物質世界から救われている
常に至上主(ナーラーヤン)の伴侶である幸運の女神でさえ、
母ヤショーダーが受けたような慈悲による
このような人格を持った至上主を達することは
できなかったのです。
…つづく
(10巻9章18-20節 より)
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