第111話:母ヤショーダーが主クリシュナを縛る(8):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
人格を持った至上主のクリシュナは、
母ヤショーダーの息子です。
いわれのない愛情からの奉仕をささげている献身者が
関係を持つことができます。
しかし、
主はメンタルな思い込み、
厳格な権威や罪の意識で自己奮闘する者、
主は自分自身と同じような肉体を持つと考える者
にとっては、
関係を持つのが難しいのです。
母ヤショーダーは
家事に追われとても忙しくしていました。
その間に至上主クリシュナは、
千世紀前の間にクヴァラ神の息子であり、
ヤマラ・アルジュナとして知られる
双子の木を見つけました。
この2人の息子は前世で、
ナラクーヴァラとマニグリーヴァ
として知られていました。
2人は飛び抜けた富と幸運を持っていました。
しかし高慢さと偽の名声のため、
彼らは誰の面倒も見なかったので、
ナーラダ・ムニが
彼らを木にする呪いをかけました。
…つづく
(10巻9章21-23節 <9章おわり>)
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