第128話:クリシュナの子どもの頃のリーラー(4):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
ある時は、
フルーツを売る女性がこのように呼び込みをしていたことがありました。
「ヴラジャブーミー(ヴリンダーヴァナの町)にお住まいの皆さま、
もしこの果物を買いたいなら、
どうぞいらっしゃいませ!」
これを聞いて、
クリシュナはすぐにわずかな穀物を握って、
果物を欲しそうなそぶりで、
物々交換をしに行きました。
クリシュナhs大急ぎで
果物屋のところに行く間に、
ほとんどの穀物を落としてしまいました。
それでも、その果物屋は
クリシュナの手一杯の果物をくれました。
すると、彼女の果物のカゴは
たちまち宝石や金で一杯になったのです。
こんなこともありました。
ヤマラ・アルジュナの木を根こそぎにしたあと、
ロヒーニー・デーヴィーが
ラーマとクリシュナを呼びに行った時、
お2人は一緒に河の岸辺で、
とても熱中して他の男の子たちと遊んでいました。
…つづく
(10巻11章10-12節)
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