第129話:クリシュナの子どもの頃のリーラー(5):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
他の男の子たちととても真剣に遊んでいたので、クリシュナとバララーマはロヒーニーが呼んでも振り向かなかった。だから、ロヒーニーは母ヤショーダーを、帰りなさい、と声をかけるために送った。なぜなら、母ヤショーダーはクリシュナとバララーマにより愛情が深いからである。
クリシュナとバララーマは遊びに夢中で、
非常に遅くなっているにもかかわらず、
他の男の子たちと遊んでいました。
だから、母ヤショーダーは2人を
「お昼を食べに帰ってらっしゃい」と呼びました。
彼女のクリシュナとバララーマへの恍惚的な愛と情愛のせいで、
胸からは母乳が溢れました。
母ヤショーダーは言いました。
「可愛い息子のクリシュナよ。
蓮華の瞳のクリシュナよ。
こっちにきて胸からお乳を飲みなさい。
私の愛しい子よ。
あなたはとっても疲れているはずよ。
お腹も空いているし、
ずっと遊んでいるから疲れているはずよ。
もう十分に遊んだでしょう。」
…つづく
(10巻11章13-15節)
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