第133話:クリシュナの子どもの頃のリーラー(9):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
「さらに再び、
竜巻の姿の悪魔トゥルナーヴァルタが
クリシュナを殺そうと危険な空に連れ去ったが、
その悪魔は岩山の岩盤に落ちた。
その時もまた、
主ヴィシュヌまたはその交際者の慈悲により、
この子供(クリシュナ)は救われた。
またこんな日もあった。
二本の木の近くかその間にいたにも関わらず、
クリシュナも他の遊び友だちたちも
その木が倒れたのに
死ななかったことさえあった。
これもまた
人格を持つ至上主の慈悲と考えられる。
すべてのこれらの出来事は
何か知られざる悪魔によって引き起こされている。
その悪魔がここに来きて
他の悪さをする前に、
これ以上の騒動が起こるまでに
この少年を連れて
どこかへ移り住むのが、私たちの義務である。」
…つづく
(10巻11章25-27節)
0コメント