第147話:悪魔アガースラを殺す(5):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』

悪魔アガースラは考えました。

「もしどうにかして、
私がクリシュナとその仲間たちに、
私の兄と姉の亡くなってしまった魂へ、
ゴマと水を添えて
その死体を捧げ彼らに仕えさるなら、
これらの少年たちを命や魂と考えている
ヴラジャブーミの住民たちも自動的に死ぬだろう。

生命力がないなら、体も不要である。

つまり、息子たちが死ぬなら、
ヴラジャの住民たちも当然死ぬだろう。」

このように考えて、
歪んだ悪魔アガースラは、
8マイルの長さはあろう巨大な山脈のような
太い巨大な大蛇の姿を取りました。

この驚愕すべき大蛇の体に化け、
悪魔は山の中の大きな洞穴のように口を開き、
道に横たわり、
クリシュナと牛飼いの少年仲間たちを吸い込もうとしました。

下唇を地上に置いて、上唇は空の雲に届いていました。

口の境目は山の大きな洞穴を縁取り、
口の真ん中はこの上ない闇でした。

その舌は広い車道のようで、
その呼吸は熱波のように吹き、
目は火のように燃えていました。


…つづく
(10巻12章15-17節)

ヴェーダ占星術(Jyotish インド占星術)ラーデー・ラーデー :歌う瞑想 Bhajan:バッチフラワーレメディ

ヴェーダ占星術(インド占星術/Jyotish)は、5000年以上前からインドに伝わる 神秘的かつ深淵な運命の科学です。 心と魂の調和を目的に、 ・インドのバクティヨーガの聖地ヴリンダーヴァンで歌い継がれる瞑想(バジャーン) ・心と魂の調和により不調から解放されるバッチフラワーレメディ も行わせていただきます

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