第151話:悪魔アガースラを殺す(9):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』

クリシュナは、誰も気づいていないが彼らの主である。牛飼いの少年たちが今その手を離れ、救いのない、死の権化であるアガースラのお腹の炎に吸い込まれるように入っていくのを、主は見た。クリシュナが牛飼いの友だちと離れるのは耐え難いことであった。だから、まるで主の内的エネルギーのアレンジかのように、クリシュナはその瞬間、何をするべきかという迷いと不覚心に陥ってしまった。

さてここで、何が起こっただろうか。この悪魔の殺害と献身者を救うことがどのように同時になされたのだろうか。クリシュナは、無限の可能性を持っており、少年たちを救うとともにこの悪魔を殺すことを同時にする知性的な考えが起こるのを待つことに決めた。それからクリシュナは、アガースラの口に入っていった。




…つづく
(10巻12章27-29節)

ヴェーダ占星術(Jyotish インド占星術)ラーデー・ラーデー :歌う瞑想 Bhajan:バッチフラワーレメディ

ヴェーダ占星術(インド占星術/Jyotish)は、5000年以上前からインドに伝わる 神秘的かつ深淵な運命の科学です。 心と魂の調和を目的に、 ・インドのバクティヨーガの聖地ヴリンダーヴァンで歌い継がれる瞑想(バジャーン) ・心と魂の調和により不調から解放されるバッチフラワーレメディ も行わせていただきます

0コメント

  • 1000 / 1000