第153話:悪魔アガースラを殺す(11):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』

巨大な大蛇の体からは照りつけるような光輝が放たれ、
全方向を輝かせ、
死体の口からクリシュナが出てくるまで、
それぞれが空に留まりました。

それから、全ての神々が注目する中、
その光輝がクリシュナの体の中に入りました。

そうして、
すべての者が喜び、
神々は花吹雪を
ナンダナ・カーナナ(飛空挺のような神々の乗り物)から
降り注ぎ始めました。

天界の踊り子が踊り始め、
歌い手として名の通ったガンダルヴァたちが
祈りの歌を捧げました。

鼓笛隊がケトルドラムを打ち始め、
ブラーフマナたちはヴェーダの朗唱を捧げました。

このように、天界と地上共に、
すべてのものが自分のできることをしはじめて、
主を讃えたのです。

主ブラフマーは、
この素晴らしい祝祭が
近くの惑星で続いていることを聞きつけると、
「ジャヤ!ジャヤ!」と
唄いながら、
仲間に加わりたいと、
この出来事を見にすぐにやって来ました。

主クリシュナの大変な栄光を見ると、
彼は完全に驚いて言葉を失ってしまいました。


…つづく
(10巻12章33-35節)

ヴェーダ占星術(Jyotish インド占星術)ラーデー・ラーデー :歌う瞑想 Bhajan:バッチフラワーレメディ

ヴェーダ占星術(インド占星術/Jyotish)は、5000年以上前からインドに伝わる 神秘的かつ深淵な運命の科学です。 心と魂の調和を目的に、 ・インドのバクティヨーガの聖地ヴリンダーヴァンで歌い継がれる瞑想(バジャーン) ・心と魂の調和により不調から解放されるバッチフラワーレメディ も行わせていただきます

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