第155話:悪魔アガースラを殺す(13):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
もしただ一度、
または力づくでさえも、
人格を持った至上主の姿が心に入った者は、
アガースラのようにその慈悲で
至上なる救済に達します。
ならば、
化身として主が現れた時に
人格を持った至上主がハートの中に入った者、
または主の蓮華の御足のことをいつも思っている者、
すべての生命体の超越的な祝福の源である者、
すべての幻影が完全に取り払われた者については
何を申し上げることができましょう。
...シュリー・スータ・ゴースワーミーは言いました。
「学識のある聖者の皆様。
シュリー・クリシュナの子どもの頃のリーラーは
非常に素晴らしいです。」
これらのクリシュナのリーラーを聞いた後、
母親の胎内にいる時に
主に救われたマハラージャ・パリークシットの心は、
完全に主に固定し、
シュカデーヴァ・ゴースワーミーに
これらの敬虔な活動について尋ねました。
...マハラージャ・パリークシットは尋ねました。
「偉大な聖者よ。
過去に行った事柄が現在にあらわれるときに、
どのように現れるのでしょうか?
主シュリー・クリシュナは
主のコウマラ(幼少期)の年代に
アガースラを殺すリーラーをなさいました。
ならば、ポーガンダ(少年期)の年代において、
この少年が最近起こったばかりのようなこれらの出来事を
どのようにお見せになるのでしょうか。」
…つづく
(10巻12章39-41節)
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