第156話:悪魔アガースラを殺す(14):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
「最も偉大なヨーギーよ。
私の精神の師よ。
どうかあわれみ深くも、
なぜこれらのことが起こったのかをお話しください。
私は非常にそれが知りたくてたまらない。
クリシュナに関すること以外はすべて幻想であると思うのです。
私の主よ、精神の師よ。
私たちは最も低俗なクシャトリヤですが、
私たちは人格を持った至上主の敬虔な活動の甘露を
あなたからいつも聞くと言う機会に恵まれたので、
素晴らしい恩恵を受けています。」
...スータ・ゴースワーミーはおっしゃいました。
...シャウナカよ。
最も偉大な聖者と献身者の皆様よ。
マハラージャ・パリークシットが
シュカデーヴァ・ゴースワーミーにこのように尋ねると、
シュカデーヴァの心の核心部で
クリシュナについての話題が
思い出され、
外的な感覚が喪失しました。
それから、非常に困難ではあったものの、
外的な感覚知覚を取り戻して、
シュカデーヴァはクリシュナ・カタ(クリシュナの話)を
マハラージャ・パリークシットに語り始めたのです。
…つづく
(10巻12章42-44節:12章終わり)
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