第157話:ブラフマーが少年と牛を盗む(1):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
シュリー・シュカデーヴァは言いました。
...最高の献身者、最も幸運なパリークシットよ。
あなたは非常に素晴らしい質問をされました。
主のリーラーは常に聞いていても、
主の振る舞いをいつも新鮮で
はじめての味わいを感じることができます。
パラマハンサや人生の要諦を受け入れた献身者は、
心の底からクリシュナに執着し、
主が人生の目的です。
毎瞬間クリシュナのことだけを話すのが当然で、
まるでその話題はいつも新鮮で
はじめてのようです。
彼らはその話題に執着します。
まるで物質主義者が
女性や性行為に執着しているようなものです。
...王よ。
どうか注意深く私の話をお聞きください。
至上主の振る舞いは非常に内密で、
一般の人々はそれらを理解できないのですが、
私はあなたにお伝えいたしましょう。
精神の師というものは従順な弟子に、
非常に内密であり理解困難な
それらの話題を話すものです。
…つづく
(10巻13章1-3節)
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