第170話:ブラフマーが少年と牛を盗む(14):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
主ブラフマーが(彼の時間軸で)一瞬たってから戻った時には、
人間(地球)の時間で丸一年が過ぎていました。
その時ブラフマーは、
主が拡張している少年や子牛たちが、前のように遊びに興じているのを見ました。
主ブラフマーは考え込みました。
「ゴークーラにいる少年と子牛は
すべて、私の神秘力で眠らせており、今日はまだ起きていないはずだ。
同じ数の少年と子牛たちが、
1年間クリシュナと遊んでいる。
だが、これは私の神秘力ではない。
彼らは誰だ? どこから来たんだ?」
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