第219話:カーリヤ蛇を懲らしめる(5):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』

不吉兆な兆しを見て、
ナンダ・マハーラージャと
他の牛飼いの男たちは恐れました。

なぜなら、クリシュナはその日、
兄のバララーマと一緒には
放牧へ行かなかったことを
知っていたからです。

クリシュナのことを熱心に思う心を持っているので、
彼らはクリシュナを
自分の命そのものと受け入れています。

ですから
主の偉大な力と富には気づいていませんでした。

だからその不吉兆な兆しは
クリシュナが死に直面している
ということを示唆しているのではないかと考えて、
心は痛み、嘆いて、恐しくなり呆然となりました。

幼い子どもも女性たちも老いた者たちをも含む
ヴリンダーヴァナの全住民が、
ちょうどまるで
母牛が幼い子牛を助けることができない、
と思うように
クリシュナのことを思いました。

そして自身の無力さから、
苦しむ人々は村から駆け出して、
クリシュナを必死に探しました。


…つづく
(10巻16章13-15節)

ヴェーダ占星術(Jyotish インド占星術)ラーデー・ラーデー :歌う瞑想 Bhajan:バッチフラワーレメディ

ヴェーダ占星術(インド占星術/Jyotish)は、5000年以上前からインドに伝わる 神秘的かつ深淵な運命の科学です。 心と魂の調和を目的に、 ・インドのバクティヨーガの聖地ヴリンダーヴァンで歌い継がれる瞑想(バジャーン) ・心と魂の調和により不調から解放されるバッチフラワーレメディ も行わせていただきます

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