第238話:カーリヤ蛇の歴史(2):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
すべての蛇たちが
義務に忠実にガルーダに捧げ物をしたのだが、
ある一匹の蛇、
カドルの息子である傲慢なカーリヤだけは、
ガルーダがそれらを手にする前に、
すべての捧げ物を食べていた。
ゆえにカーリヤは
直接主ヴィシュヌの乗り物に無礼を犯してしまった。
...王よ。
偉大なる力強きガルーダは、
至上主に非常に愛しいものです。
ガルーダはこれを聞き非常に憤慨しました。
カーリヤを殺そうと、
ガルーダはものすごい速さで
その蛇のところにやってきました。
ガルーダは素早く
カーリヤの元に舞い降りました。
カーリヤは毒という武器と無数の頭で反撃しました。
猛烈な舌と恐ろしい目を見せつけ、
カーリヤはガルーダを牙という武器で噛んだのです。
…つづく
(10巻17章4-6節)
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