第272話:ヴリンダーヴァナの雨季と秋(12):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
すべての保有物を手放した雲は
純粋な光輝で力強く輝きます。
まさに、心平安な聖者は、
すべての物質的な願望を手放しているので、
すべての罪深い行いから
自由であるようなものです。
この季節、
山は純粋な水を流したり、流さなかったりします。
まるで超越的な科学の専門家が
超越的な甘露を与えたり、
与えなかったりするようなものです。
ますます浅くなった水を泳いでいる魚は
水が少なくなっていることに気がつきません。
それはまさに馬鹿げた世帯生活をする者は
日々が過ぎて行く中で
余命がどれだけ残っているか
分かってないのと同じです。
…つづく
(10巻20章35-37節)
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