第270話:ヴリンダーヴァナの雨季と秋(10):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
雨が降ると、
主は時々ある洞穴か
木に空いている穴に入って、
遊んだり根っこや果実を食べたりしていた。
主クリシュナは、
家から持たされた炊いたご飯と
ヨーグルトを、
主サンカルシャナの交際者と
主と常に一緒に食事をする牛飼いの少年たちと
一緒に食べたものでした。
彼らは水辺の大きな石に皆で
座って食べました。
主クリシュナは、
芝生の上に座り
目を閉じて草を食べている満足そうな
牡牛、子牛、雌牛、たちを見ました。
雌牛たちは重い乳房という荷物に疲れていました。
永遠に続く偉大な幸福の源、
ヴリンダーヴァナの雨季の美しさと富を見て、
主はその季節に全身全霊で敬意を捧げました。
この季節は
主の内的エネルギーの拡張体でした。
…つづく
(10巻20章28-31節)
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