インドラとスラビ牛の祈り(9):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』第354話
最も主要な神々が、
主を称える賛美歌を歌い、
主の周りに花の雨を降らせました。
三界は、この上ない満足感を感じました。
雌牛たちは、地上を乳で濡らしました。
河はあらゆる種類の味わい深い水で満たし、
木々は蜜を溢れだし、
野菜は育てていないのに成熟し、
丘はこれまで内部に隠していた宝石を産出しました。
...パリークシットよ、
クル王朝の最愛の者よ、
主クリシュナの沐浴式を見て、
すべての生命体が、
生まれつき残酷な生きものでさえ、
まったく敵意がなくなりました。
牛と牛飼いたちの主人である主ゴーヴィンダを沐浴させた後、
他の神々や意識の高い者たちに囲まれたインドラは、
主の許しを請い、天界へと戻っていきました。
…つづく(10巻27章25-28節:27章おわり)
0コメント