ラーサ・ダンス前の出会い(11):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』第369話
「熟練のヨーギーたちは、
いつもあなたに愛を向けている。
なぜなら、
あなたは真の自己であり、
永遠に愛する御方であると認識しているからよ。
夫や子供、親族は、
ただ私たちに問題をくれるだけ。
彼らにどうしたらいいというの。
だから、至上の支配者よ、
どうか私たちに慈悲をください。
蓮華の目をした御方よ、
あなたと交際するという
長年抱いた夢を壊さないでください。
今日まで、私たちの心は、
家族のことばかり考えて来ました。
でもあなたは、
いとも簡単に私たちのハートを盗み、
家の仕事から手を引くようにしてくれた。
今、私たちの足は、
あなたの蓮華の御足から一歩も離れられません。
どうやってヴラジャに戻れというの?
そこで何をしろというの?
愛しのクリシュナよ、
どうかあなたの唇の甘露を
私たちのハートの火に注いでください。
あなたの微笑む眼差しと
あなたの竹笛の甘い歌によって、
その火は灯るのです。
もし、あなたがそうしないのであれば、
私たちは、離別の火の中にこの体を捨てるわ」。
…つづく(10巻29章33-35節)
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