聖なる愛によって全てが明かされる理由
人生のカラクリとカルマを知り、愛に生きるお手伝いのラーデーラーデーです。今日は満月。お出かけの方も多そうな土曜日ですね。
最近お会いする方に不思議とよく言われるのが、「こんな話をしたのははじめてです。」という言葉です。
人生で抱えてきた苦しみや悲しみ、本当に好きなものや誰にも見せてこなかった人生観。
ポロポロとお話いただくことが、自分でも不思議ですが続いています。
ヴリンダーヴァンの聖者の慈悲と祈りを感じます。
真実を明かしていただく、という点について、インドのヨーガ教典「バガヴァッドギーター」にヒントの1つを見いだすことができます。
至上主クリシュナは、親友のアルジュナに誰にも見せたことのない姿を見せました。アルジュナはその姿に驚きました。その後、クリシュナは元の人間の姿になりました。その後の言葉です。
「アルジュナ言う。
『ジャナールダナ(クリシュナ)よ。
人間の姿になったこの上なく美しいあなたを見て、
私の気持ちは落ち着きました。 』
至上者語る。
『いま君が見ているこの人間のような私の姿は、
実はめったに見ることができないのだ。 神々でさえ、この姿を見たいと 常に乞い願っている。
君が今見ている私の姿は、
ただヴェーダを学んだだけでは見ることはできない。 厳しい苦行や慈善、供犠を重ねても 見ることはできないのだ。
敵を滅ぼすアルジュナよ、
私への一途の愛と献身(の奉仕)によってのみ、
いま君の前にある私の真実の姿を見ることができる。
このようにして、私への交際の中に入ることができるのだ。』」
(11章51-54節)
一途な愛からクリシュナはアルジュナに本当の姿を見せました。
そして、究極に神々が求める人間の姿でアルジュナの親友になりました。
これはアルジュナの愛情が、クリシュナに真実を明かさせたということです。
本当のことを知りたい、と思ったら、聖なる愛、男女の性的な愛を超えた、地位や名誉を超えた、愛が必要であることをこのエピソードは教えてくれています。
私に愛情があるかは分かりませんが、目の前の相手の話をしっかりと聞きたいと思って聞く。
シンプルですがあらためて大切にしたいと思いました。
ラーデーラーデー
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