心の的を絞る
インドのヴェーダから、人生のカラクリとカルマを知り、愛に生きるお手伝いのラーデーラーデーです。
インドのヨーガの師匠が、人生の目的を1つに絞る大切さを、先日もクラスでお話しされていました。
「いつでもどこでも、自分の大切な根源の存在と関係を結び続けなさい。それが身を委ねることである。決して、自分が神になろうとしてはいけない。」
色々な学びをみていると、以前の私がそうだったように、「何かをできるようになって、人を助けたい」というものが多いのですが、その背後に「自分が賞賛されたい。先生になりたい。」とい欲求を動機として受講するものが多い気がします。
でも、それでは本当の教えは来ない。
なぜなら、自分が教えることを考えず、いつでも生徒でい続ける姿勢こそ、世の中と調和し本当に教えをいただく、ヴェーダの基本スタンスだからです。
インドのヨーガ教典「バガヴァッドギーター」にもこのように教えられています。
「あらゆる生命の中に、
等しく至上魂(パラマートマー)を
見る者は、
心で自分を堕落させることなく、
至高の目的地に達する。」
(13章29節)
心で自分を堕落させることなく、
至高の目的地に達する。」
(13章29節)
私が上、だから誰かを助ける、
となるのではなく、
できることを淡々として、
すべての方に今の自分でできることを
委ね、お届けする。
そう、自分の立場やしがらみを捨てて生き、ただの大きな存在の道具、
と感じられた時に
本当の心の平安が来る気がします。
大きな存在との関係を忘れなければ、
私たちはただの小さな魂であることを思い出し、
背負っている荷物を降ろし、
委ねられそうな気がします。
ラーデーラーデー
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