自分に言い聞かせるために言葉にする
人生のカラクリとカルマを知り、愛に生きるお手伝いのラーデーラーデーです。
本当の師はすごい、と思う出来事が最近ありました。
インドの聖地ブリンダーヴァンに、私たちのバクティヨーガの師匠であり自己を悟られた聖者サドゥ・マハラージャがいらっしゃいます。
マハラージャ師は毎日のように私たちにクラスをしてくださり、
インターネットと兄弟弟子の皆様のおかげで、
どんなクラスが行われているのか、日本でも垣間見ることができます。
最近の出来事です。
クラスの中である弟子の方がマハラージャに
「あなたは私のために教えてくださっているようです」
と発言したのに対し、
マハラージャは、
「いいえ、
私はあなたにために教えるなんて
していません。
私は話しながら
自分に言い聞かせているのです。」
とおっしゃいました。
私は驚きました。
なんて謙虚であり、この生き方に習いたい、
と思いました。
と同時に、こうして毎日、初心者であるにもかかわらず、偉そうに
「バガヴァッドギーター」を紹介する後ろ盾を
強くしていただいた気もしています。
こうやって書きながら、
毎日自分のハートにクリシュナの教えを置いていることに気付かされます。
今日はこちらの節を「バガヴァッドギーター」からご紹介します。
「聖典に示された教えを無視して、
欲望のままに行動する者は、
完成も、
真の幸福も
得られず、
至高の目的地にも
達することができない。
ゆえに、
聖典の教えによって、
なすべきことと、
なすべきでないこと
を知れ。
その経典で示された規則を知り、
それに従って、
自分の義務を遂行しなさい。」
(16章23-24節)
ちょっとこの節を
味わってみてください。
何を感じますか?
では、聖典の教えとは?
という素朴な疑問が起こります。
それを知っている人に会い、
教えをいただくこと。
これは学校でもネットでも書店でもなく。
ヴェーダを正統な師から
学んでいる人の言葉で教えて
いただいてはじめてわかるもの
だと思います。
ぜひこの学びを、一人でも多くの方と続けていけますように。
ラーデーラーデー
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