ものがたり『バガヴァッド・ギーター』第8話

至上者であるクリシュナは、
友人のクリシュナに語りかけました。

「君はさも分かったようなことを話しているが、
実は、悲しむ必要のないことを
悲しんでいるだけだ。

本当のことを学んだ
本当にかしこい人は、
生きている者にも死んだ者にも
悲しまない。

私もあなたも、
ここにいるすべての王たちも、
むかしから
存在しなかったことはないし、
将来いなくなくなることもない。 

皆、永遠に存在し続けるのだよ。

体という服を着ている魂は、
体が子どもから大人になり、
やがて年老いて、 
死後肉体を捨てて、
次の体に移る。

だが、賢者はこの外見の変化に
惑わされることはない。

アルジュナよ。
触ったり聞いたりなどの感覚と
触ったり聞いたりなどするものと
つながりを持つことによって、
人は、
寒さや暑さ、楽しさや苦しさを
経験する。

だが、それらは来ては去る。
感覚が起こしている
一時的なことにすぎない。

アルジュナよ。
それに乱されないで
耐えることを学びなさい。

人類の中で最もすぐれた君よ。

一時的に感じるしあわせや、
ふしあわせに心を乱されずに
いつも落ち着いている者こそ、
この輪廻転生(生と死の繰り返し)
から自由になるにふさわしい。 」


…続きはまた明日。
(今日は2章10-15節まででした)


ヴェーダ占星術(Jyotish インド占星術)ラーデー・ラーデー :歌う瞑想 Bhajan:バッチフラワーレメディ

ヴェーダ占星術(インド占星術/Jyotish)は、5000年以上前からインドに伝わる 神秘的かつ深淵な運命の科学です。 心と魂の調和を目的に、 ・インドのバクティヨーガの聖地ヴリンダーヴァンで歌い継がれる瞑想(バジャーン) ・心と魂の調和により不調から解放されるバッチフラワーレメディ も行わせていただきます

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