ものがたり『バガヴァッド・ギーター』第91話:至上者とは(2)
至上主クリシュナは言います。
「私の住む最高のすみかは、
太陽も月も
火や電気などで照らされてはいない。
ここに来た者たちは
決して物質世界に戻らない。
物質世界の生命に宿る
決してなくならない魂は、
私自身から分離した
永遠で極微小な私の部分である。
彼らは、
物質自然の法則に影響されているため
心を含む 6 つの感覚で
苦しんでいる。
風が花などの香りを運ぶように、
感覚の主人である魂は、
心を含む 6 つの感覚を
一つの体から次の体へと運ぶ。
このようにして、
不滅の魂は、
感覚器官である眼と耳と鼻と舌と肌
と心
をもった肉体の姿で誕生し、
さまざまな感覚の対象物から
感覚的な味わいを楽しむのである。」
…続きはまた明日。
(今日は15章6-9節まででした)
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