ものがたり『バガヴァッド・ギーター』第102話:3種類の信念(4)
クリシュナは言います。
「見返りを期待しないで、
適切な時と聖地などの適切な場所で
それに相応しい人になされる
寄付は徳性である。
見返りを期待してする寄付や贈り物、
またしぶしぶ出す寄付、
またしぶしぶ出す寄付、
こうした寄付は激性である。
不適切な場所で不適切な時に、
まったく寄付するに値しない相手
にする寄付。
相手を尊敬せず、
無礼な態度でする寄付。
これらの寄付は無知性である。
創造のはじめから
次の三つの言葉、
オーム、タット、サット
は、至上なる絶対的な実在である
ブラフマンを示している。
ブラーフマナ(知識階級)、
ヴェーダ、ヤギャ(供犠)は
この三語のブラフマンから
生まれている。
だからヴェーダに従う者は、
供犠や寄付や苦行を行う時に
聖典の規則に従って
必ずはじめにオームを唱える。」
…続きはまた明日。
(今日は17章20-24節まででした)
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