ものがたり『バガヴァッド・ギーター』第103話:3種類の信念(5)
「解放を願う人たちは、
物質的な見返りを期待することなく、
聖なる音響の『タット』を唱えて、
苦行や供犠や寄付(布施)を行う。
プリターの息子のアルジュナよ。
聖なる音響『サット』は、
至上なる絶対真理のブラフマンと
その崇拝者たちの明確な質を示し、
また吉兆で価値のある行為、
という意味でも用いる。
供犠、苦行、寄付(布施)
を行うに際して、
揺るがない信念でそれを続けること。
またすべての行為を
至上者の喜びのために捧げること。
これらもまた『サット』と呼ばれる。
これらもまた『サット』と呼ばれる。
アルジュナよ。
信じ敬う心のない者が、
供犠や苦行や寄付(布施)などを行う場合、
それらは『アサット』と呼ばれ、
現世においても
来世においても無益である。」
このように至上主クリシュナは、語りました。
…続きはまた明日。
(今日は17章25-28節<17章おわり>まででした)
0コメント