ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』第3話:主クリシュナの降誕(3)
パリークシット王は続けてたずねます。
「愛しのシュカデーヴァ・ゴースワーミーよ。
あなたはすでに、
第二の四体のサンカルシャナが、
ローヒニーの息子のバララーマ(クリシュナの兄)
として現れたことを
説明してくださいました。
もし、
バララーマが
私たちのような束縛された魂のように
一つの身体から別の身体に移らないとするならば、
どうしてバララーマは、
(クリシュナの母の)デーヴァキーの子宮から
ローヒニーの子宮に移されたのですか?
どうかご説明ください。
至上主であるクリシュナは、
なぜ、マトゥラーにある
生みの父ヴァスデーヴァの家を去って、
ヴリンダーヴァナの
ナンダの家に行ったのですか?
ヤドゥ王朝の主人である
クリシュナは、
ヴリンダーヴァナの親族とどこに住んだのですか?
主クリシュナは、
ヴリンダーヴァナとマトゥラーの両方に住みました。
そこで何をしたのですか?
なぜ、伯父のカムサを殺したのですか?
殺生は、ヴェーダ経典には認められていません。」
…続きはまた明日。
(今日は10巻1章8-10節まででした)
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