ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』第5話:主クリシュナの降誕(5)
シュリー・シュカデーヴァ・ゴースワーミーは、
パリークシット王に言いました。
「閣下よ。
聖なる王の中でも最上の御方よ。
あなたは、
ヴァースデーヴァ(クリシュナ、バガヴァーン)
の話題に強烈に引き付けられている。
確かに、あなたの知性は、
スピリチュアルなことを理解している。
それこそが人生の目的である。
スピリチュアルな魅力とは
果てがなく、
おそらく深遠でしょう。
ガンジス河は、
主ヴィシュヌの蓮華の御足から流れ出て、
上中下の三界、宇宙中、を浄化します。
同様に、
主ヴァースデーヴァ、
つまりクリシュナの嬉戯(リーラ)や
特徴について質問するならば、
三界のさまざまな人々を、
話し手も聞き手も、
それを聞く一般の人々も
浄化します。
かつて、母なる地球では、
王のようなフリをした悪魔たちが、
何十万もの軍隊の方陣を組みました。
母なる地球は、
その重荷を感じて、
ブラフマーに近づいて、
その悲しみを打ち明けました。
そのとき、母なる地球は、
仔牛の姿を取りました。
目に涙を浮かべ、
とても悲しそうに、
彼女はブラフマーの前に行って、
自分の不運を嘆いたのです。
…続きはまた明日。
(今日は10巻1章15-18節まででした)
8月6日(日)AM7時から
オンラインで
「シュリーマド・バーガヴァタム」
の読書会がおこなわれます。
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