ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』第7話:主クリシュナの降誕(7)
ブラフマーは続けて言いました。
「至上主クリシュナが、
主の完全なエネルギーとともに、
ヴァスデーヴァの息子として現れる。
それゆえに、神々もその妃も、
主を満足させるために現れるのだ」
クリシュナの最初の分身は、
シャンカルシャナといい、
アナンタとも呼ばれます。
彼は、
物質界のすべての化身の根源です。
主クリシュナが降誕する前に、
この根源のサンカルシャナは、
バラデーヴァ
(バララーム、クリシュナの兄)
として現れました。
それは、主の嬉戯(リーラ)を支援して、
主クリシュナを喜ばせるためです。
主のエネルギーである、
ヴィシュヌ・マーヤーは、
主クリシュナとともに現れました。
彼女は異なったエネルギーとともに
現れて作用して、
物質的、スピリチュアルな
すべての世界を魅了します。
彼女の主人(クリシュナ)の要望によって、
主の使命を遂行するのです。
シュカデーヴァ・ゴースワーミーは
言いました。
「このように神々に忠告して、
母なる地球を慰めたのち、
非プラジャーパティの主人
と知られる常に強力なブラフマーは、
自分の住処の
ブラフマーローカに戻りました。」
…続きはまた明日。
(今日は10巻1章23-26節まででした)
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