ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』第8話:主クリシュナの降誕(8)
以前、
ヤドゥ王朝の主のシューラセーナは、
マトゥラーに住んでいました。
そこで、
マートゥラとシューラセーナとして
知られる場所を楽しみました。
当時、マトゥラーの都市は、
ヤドゥ王朝の首都でした。
その都市とマトゥラー地方は、
クリシュナにとても密接に
関係しています。
なぜならば、
そこにクリシュナは永遠に住んでいるからです。
しばらく前に、
シューラ王朝に属していた
ヴァスデーヴァという男性が、
デーヴァキーという女性と結婚しました。
結婚後、彼は馬車にのり、
新婦と帰宅しようとしました。
ウグラセーナの息子であるカムサは、
結婚式の際に、
妹のデーヴァキーを喜ばせようとして、
その馬車の御者となりました。
彼は、
何百もの黄金の馬車に囲まれていました。
デーヴァキーの父のデーヴァカは、
娘を寵愛していました。
それゆえに、
彼女と夫の結婚に際して、
結納の品として、
黄金の花輪をかけられた400頭の象と、
1万頭の馬、1800の馬車(戦車)、
200人もの若くて着飾られた女性
の仕え人をあげたのです。
…続きはまた明日。
(今日は10巻1章27-32節まででした)
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