ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』第10話:主クリシュナの降誕(10)

「この身体が焼かれて灰になると、
再び、
土、水、火、空気、空間
の五大要素に戻ります。

この身体の所有者の生命体は、
自動的に、
その人の生前の行為と
意識に応じた次の身体を受け入れます。

次の身体が決まれば、
現在の体を捨てることになります。

あたかも、
道を歩いている人間が、
片足を地面につけると、
もう一方の足は空中に浮くように、
青虫が一つの葉を捨て
別の葉に移るように、

束縛された魂は、
別の身体を受け入れれば、
以前の身体は捨てるのです。

それについて、
見たり、聞いたりすることによって
経験すると、
それに身を委ね、
現在の体をあまり考慮しなくなります。

同じように、
心の状態によって、
夜にはいろいろな場所に住んだり、
身体を得たりして、
自分の実際の立場を忘れます。

同じように、
現在の肉体を捨てて、
別の身体を受け入れます。

死の刹那の心の状態、
つまり、
生前の思いと行為による
考え方や感じ方や意思に応じて、
特定の身体を得ます。

言い換えると、
私たちの心の活動に応じて、
肉体が作られるのです。

身体の変化は、
移りゆく心によるもので、

魂が本来の姿となるのです。」



…続きはまた明日。
(今日は10巻1章39-42節まででした)


ヴェーダ占星術(Jyotish インド占星術)ラーデー・ラーデー :歌う瞑想 Bhajan:バッチフラワーレメディ

ヴェーダ占星術(インド占星術/Jyotish)は、5000年以上前からインドに伝わる 神秘的かつ深淵な運命の科学です。 心と魂の調和を目的に、 ・インドのバクティヨーガの聖地ヴリンダーヴァンで歌い継がれる瞑想(バジャーン) ・心と魂の調和により不調から解放されるバッチフラワーレメディ も行わせていただきます

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