第33話:クリシュナの降誕(9):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
「このようにして、
私を意識して、1万2千年間、
二人は厳しい苦行をしました。
罪なき母よ。
1万2千年間、あなたは苦行をし、
信念と愛を持って
ハートの中の私を常に瞑想していました。
それに私は大変満足しました。
私は、
最高の恩恵を授けることができるので、
私がクリシュナの姿で現れて、
あなたにどんな恩恵が欲しいのか
尋ねると、あなたは、
私のような息子が欲しいと望みました。
夫と妻は、
息子がいなかったので、
デーヴァマーヤー(神聖な愛)に
影響されたため、情欲に魅了されて
私を息子として欲しいと望みました。
それゆえに、
この物質世界から解放されたい
とは決して望みませんでした。
私がその恩恵をあなた方に授けた後、
私のような息子が欲しいと
望んで交わりました。
私はあなた方の望みを叶えました。
私はあなた方のように、
質素で、良い質を
身に付けている高貴な魂を見つけられなかったので、
プリシュニガルバ
(プリシュニから誕生した者)
として現れました。」
…続きはまた明日。
(今日は10巻3章36-41節まででした)
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