第34話:クリシュナの降誕(10):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
クリシュナは、
母ヴァスデーヴァに語り続けます。
「次の時代には、
私は再びあなた方から現れました。
母アディティと父カシャパであり、
小人のウペーンドラ、
あるいはヴァーマナと知られています。
最も貞節な女性よ。
私は、以前と同じ人物であり、
今回、息子として現れるのは、
3度目です。
どうかこの言葉を
真理として受け入れてください。
私は、このヴィシュヌの姿を
私の前の誕生を思い出させるためだけに見せました。
そうではなく、
もし私が普通の子供のように生まれたなら、
至上主ヴィシュヌが特別に現れたことを
信じなかったことでしょう。
あなた方、夫と妻、2人とも
常に私を息子として思っていますが、
私が至上主であることも
いつも知っています。
私をこのように思うこと、
いつも愛着を持つことにより、
あなた方は高い完成、
自宅に戻ること、
つまり、最高神のもとに戻ることを達するでしょう。」
...シュカデーヴァ・ゴースワーミーは言った。
...このように、
父と母に教えを授けた後に、
至上主クリシュナは、無口になりました。
ヴァスデーヴァとデーヴァキー
の面前で、
自分の内的エネルギーによって、
小さな赤ちゃんの姿になりました。
言い換えれるなら
主は、
自分の根源の姿になったのです。
その後で、ヴァスデーヴァは、
至上主の指示の下で、
お産部屋から、
赤ちゃんを連れ去ろうとした頃に
ヨーガマーヤーが、
ナンダ・マハーラージャの妹として、誕生しました。
…続きはまた明日。
(今日は10巻3章42-47節まででした)
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